■建具

建具(たてぐ)とは、部屋同士や外部との仕切りに使われる扉(ドア)の事です。

建具は大きく「造作」と「既製品」の2種類に分けることができます。

 

造作建具とは?

“材種、形、色、装飾など全てを自分で決めて、木の素材感を楽しみたい方”

造作建具とは、決められた物の中から選ぶのではなく、建具職人が一から作り上げる扉(ドア)の事。

 

造作建具のメリット

造作建具は、建具職人が一から作り上げるためデザインの選択肢が豊富なのがメリットです。

木の材種、ガラスの種類、格子の入り方、取っ手や引手の形状などなど、ひとつひとつ自由に決めて、オリジナルの建具を作りたい方にオススメです。

美想空間では無垢材を使用しますので、本物の木の質感がリノベーションの雰囲気にぴったりと合いますし、無垢材の経年変化を楽しめる事も大きなメリットの一つになります。

既製品の建具では、決められた形や色の中からしか選択することができないので、その家にあったデザインの建具が見つからない事も・・・。
造作建具の場合は、デザイン・仕様はもちろんのこと、部屋の雰囲気に合わせて塗装をすることも可能です。

例えば既存の柱や梁をあえて見せる計画にした場合、塗装屋さんがその柱や梁と同じ色の塗料を調合し、それを建具に塗り部屋の雰囲気を統一させるという事もできます。

 

造作建具のデメリット

デメリットとしては、その豊富な選択肢の中から好みのデザインを決めるとこが大変なことや、既製品よりは値段が高い事があげられます。

さらに無垢材は湿気を吸ったり吐いたりと呼吸をしますので、伸縮による反りなどが数年間は出てくるという覚悟も必要です。

 

既製品の建具とは?

既製品の建具とはその名の通り、一からつくりあげない既製品の扉(ドア)の事です。決まった大きさ・デザイン・色の扉で、いくつかのデザインから施主様が選んでいただくタイプの建具です。

 

既製品建具のメリット

既製品建具のメリットはその”安さ”です。やはり造作建具と比べると安価なものがほとんどになります。また既製品なのでスピーディーな施工ができる事もメリットの一つです。

 

既製品建具のデメリット

デメリットは、造作建具と違い「自由度」が極端に低いこと。
デザインが凝ったものもありますが、それでもやはり一から造るものに比べるとかなり制限されてしまいます。

また、既製品の場合は数年後に廃盤になってしまう可能性もあるため、壊れて修理したい場合に部品が手に入らない、なんてことも起こりえます。

 

 

KLASI COLLEGEでは、塩田木材工業の造作建具2種と、ハウディー株式会社の既製品建具8種を展示しております。

是非実物を手に取ってご覧くださいませ。(フロア:A1パーツエリア)

 


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